なかなか寒さが訪れなかった今年(平成19年)も、11月下旬になると、ようやく景色に冬の空気を感じるようになりました。  ある日のこと、早朝に目を覚ますと、東の窓が真っ赤に燃えていました。  まだ港のクレーンが黒くシルエットにしか見えぬのに、太陽は勇ましく昇り、雲を射抜いて、空一面を茜色に染めていました。

東燃関東地区OB会  大久保宏昭氏  撮影